活動紹介

当協会が近年取り組んできた活動の一部をご紹介します。

多文化交流フェスティバル「和 WA わ」

多様な文化や言葉を持つ人々が暮らす越前市の特徴を広く発信し、食や音楽などを通じて日本人と外国籍住民が互いに交流しながら、互いの顔が見える関係をつくり、多文化共生への関心や理解を深めることを目的として、2019年11月にAW-Iスポーツアリーナ サブアリーナにて開催しました。

企画運営ボランティアを募集し、運営検討会議を何回も重ねながら内容を一から話し合い、企画・運営を行いました。熱心なボランティアが企画を練って開催を実現したことで当日は沢山の方に来場していただくことができました。

食文化交流

異なった国の住民同士が、お国料理やお菓子作りなどお互いの両方の食文化を体験し合い、言葉の壁を越えて交流します。(写真はコロナ禍前に開催した際の様子です)

多文化共生講座

多文化共生への理解を深めることを目的に、毎年様々な講師をお招きしセミナーを開催しています。

2018年には、NPO法人 マレーシア国際交流協会 理事長 モハマド・シャイリル・ビン・アブデゥル氏を講師にお招きし、「一緒に考える国際交流」をテーマに、マレーシアやイスラム文化、世界の貧困や発展の現状についてクイズを交えながら分かりやすくご講演いただきました。

2019年には、越前市に在住歴のある米国人妖怪イラストレーター マット・マイヤー氏を講師にお招きし、「米国人妖怪アーティストが異文化にとりつかれた理由」というユニークなテーマで講演いただきました。

外国人住民による地域参画レポーター事業

外国人住民自身が実際に体験し、その内容を情報発信することでまち・地域行事や多文化共生関連事業に対する外国人住民の参加を促進することを目的に実施しました。

納涼祭やサマーフェスティバルといった地域行事等に外国人住民の方と一緒に参加したり、来場された外国人住民の方に取材を行い、外国人住民の方の生の声を体験報告としてホームページやSNS等で発信しました。

市サマーフェスティバル「ふるさと踊り」

例年8月に開催される越前市サマーフェスティバル「ふるさと踊り」への参加者を市内外の外国人住民を対象に募り、国際交流チームとして毎年参加しています。

夏休み宿題サポート教室

外国籍児童生徒を対象に夏休みの宿題支援を毎年行っています。教育委員会から外国人アクセスワーカーの派遣協力をいただきながら、宿題サポーターとして、個人会員の他に高校生や大学生の協力もいただきながら運営しています。

日本語教室

外国人住民の日本語支援を行うべく日本語教室を通年で開催しています。1対1形式の個別教室の他、日本語初心者の学習希望者のニーズに効率よく対応するため、2015年からはグループ教室も開講しています。年間1,000回以上の個別教室と200回以上のグループ教室を開講しています。